湯治や療養に多く使われている自然炭酸泉

ドイツでは療養に利用され、アトピーの治療としても利用されている長湯をご紹介します。

天然炭酸泉とは


天然炭酸泉とは天然温泉に炭酸ガスが溶け込んだ温泉のことです。世界的にみるとヨーロッパ諸国、ドイツやイタリアで多くの天然炭酸泉があり、病気療養や美容に活用されています。
特にドイツには、天然炭酸泉を利用した療養施設をかかえるバート・ナウハイム、バート・ノイエンナールなどがあり、世界的にも温泉リゾート地として有名です。また、こうした療養施設では、健康保険が適用されており、医師の指導の元、長期間の滞在型療養が行われており、国民の健康増進に役立っています。
一方、日本の温泉法ではお湯1㍑中に炭酸ガスが0.25グラム(250ppm)溶けたものを炭酸泉と定義しています。その中でも1,000ppm以上のものを高濃度炭酸泉と言います。
ところで、炭酸泉は41度以上の温度があると気化してしまいます。また、炭酸泉を加熱したり、循環すると炭酸成分が消えてしまいますので、炭酸泉は非常に扱いの難しい温泉です。反面、40度以下のぬるめの炭酸泉の場合、気化することなく炭酸成分が残っているものもあります。
炭酸泉には以下に示すような効能があります。


炭酸泉の効能
血管を広げ、血液量が約1.5倍になる
毛細血管の活動が活発になり、腰痛が和らぐ
血圧が下がる
体内の酸素濃度が上がる
通常のお湯に比べ約3倍の保温力がある
体の表面が弱酸性になり美容効果がある
代謝が活発になり、筋肉痛や関節痛の原因となる乳酸の減少を早める
  このように、様々な効果が期待されている炭酸泉ですが、主役とされる炭酸ガスは、皮膚から取り込まれることはほとんどなく、すぐに揮発して空気中に逃げてしまいます。炭酸ガスは酸性でしか存在できず、時間のたった炭酸は気の抜けた炭酸飲料と同じですので、人工炭酸泉などは絶えず高濃度で発泡する必要があります。名泉とよばれるドイツの療養泉や日本の長湯温泉などはpH(ペーハ―)がほぼ中性に近く(6.7~7.1)温度も40℃以下です。お湯のpHが中性では湯中に炭酸ガスは存在できず、重炭酸イオンに変化して滞留しています。この重炭酸イオンが天然炭酸泉効果の主体と考えられるようになってきているのです。

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長湯温泉とは


長湯温泉は、大分県久住山系の東のふもとにある直入町にあります。古くは、岡藩主中川久清公などに愛され、藩主・藩士の湯治に認められていた古い温泉地です。
世界屈指の炭酸泉湧出地として知られ、その泉質は「飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬」と称えられています。
古くから与謝野晶子ら文人墨客に好まれ、ゆかりの歌碑も多く点在しています。
現在では、世界的な温泉療養地であるドイツのバードクロチンゲンと姉妹都市を結び、飲泉所・建物などのデザイン・ドイツワインなど、町のいたる所でドイツ文化を感じることができます。
長湯温泉は血行を促進するため、神経痛や心臓病に効き、また、飲めば胃腸の働きを活発にするので、胃腸病や便秘に効果があると言われています。
ほとんどの 施設が独自で源泉を持っているため、それぞれ含有する物質が異なり湯質・色などが違います。のんびりと自然の中を散歩しながら、肌に合う温泉を探してみるのもオススメです。

竹田式湯治
2007年12月7日、長湯温泉協会は、「長湯温泉は日本一の炭酸泉」であると宣言しました。
その「日本一の炭酸泉で湯治体験をしてみませんか?」と呼びかけています。
ここでいう「湯治(とうじ)体験」とは、一般的な湯治の範疇を超えるものです。通常、湯治とは、医薬品や外科的方法を使わず温泉入浴効果が認められているお湯に一定期間浸かり、私たちの本来持っている自然治癒力を引き出すことで、細胞や精神的な免疫力を高めることを言います。しかし、長湯温泉ではこうした「温泉療養」の他に、「食」+「散策」を組み合わせる事で、心身ともに健康になって頂く竹田市独自の湯治スタイルの確立を目指しています。

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